以前より当院もCIFER Osaka Bayサポーター会員として参加しております大阪湾環境再生研究CIFERが大阪府吉村知事より感謝状を授与されました。
微力ではございますが力になれたことを心から嬉しく思います。
大阪湾は高度経済成長期時代数多くの埋め立てを行ってきました。
これにより大阪は日本最大級の工業地帯を有し現在まで日本の経済発展に大きく寄与、しかしこれら経済の発展と引き換えに失ったものも沢山あります。
それは美しい海です。
埋め立てに使われた大量の土砂は大阪湾の底から浚渫（
河川や港湾などで水底の土砂等を掘りあげる工事）により採取されており、現在大阪湾にはこの時につくられた東京ドーム約27個分に相当する大きな穴が開いたままになっています。
これが原因で大阪湾の海底では海流の流れがうまく行えず生物の生態系が大きく崩れ水質悪化の大きな原因の一つとなっています。
CIFERでは産・官・学・民の英知を結集させ200年以上かけてこの穴を埋めて美しい大阪湾の水を取り戻そうといった活動を中心に様々な水質浄化プロジェクトを行っております。
エーゲ海のような美しい海を未来の子供たちに残せることを心から願っております。
※CIFER理事の横山隆司氏（元大阪府港湾局局長）は、当院横山紀之理事のお父様です。
※CIFER理事の横山隆司氏（元大阪府港湾局局長）は、当院横山紀之理事のお父様です。
