口周囲の美容関連についての新しい分野の開拓を迫られました。
ヒアルロン酸/ボツリヌストキシン製剤注入により得られる効果としては次のものが挙げられます。
・ヒアルロン酸(効果は3~6ヶ月くらい)
ほうれい線を薄くする。
マリオネットラインを薄くする。
口唇を厚くする。
・ボツリヌストキシン製剤(効果は最長6ヶ月くらい)
食いしばり、かみしめの抑制
ガミースマイルの緩和
実習、相互実習の見学をさせていただき、施術自体は比較的簡便に感じたのですが、なにぶん効果の持続期間が短い。
確かにクレームは出にくいかもしれないが、その分、前向きにやりたがる人も少ないのではないだろうか?
他の先生が、あまり収益につながらないと言っていたのも納得できる。
奨めていくポイントとしては、
・食いしばり、歯ぎしりがバイトプレートで抑制できない患者さんに対して。
・審美的欲求が強く、定期的な施術、支出に対して問題をあまり感じない患者さん。
・ガミースマイルを気にしているが、矯正治療には前向きでない患者さん。
以上かと思われる。
この辺りを間違えなければ、「導入している歯科医院」としての価値は多少あるものと考えます。