歯の神経を残せる新しい治療法
「歯髄回復治療法」

 
虫歯が進むと、ズキズキ痛むようになります。
そうなると、歯医者さんでは「神経を抜きましょう」と言われます。
 
するとここからが大変です。
 
麻酔をして、歯にドリルで穴を開けられ、針のような器具を突っ込まれてガリガリされます。
そして、神経を取って根の治療となると、何回も通院しないといけなくなります。
 
毎回、ガリガリ掃除してお薬を交換して、数か月通ってようやく最終的なお薬を詰めて、ようやくかぶせ物をして一段落したと思ったら・・・何年後かにまた再発して、また根の治療をして・・・というパターンが非常に多いのが、「神経を取る~根の治療」です。
 
 
それでは、まず神経を抜くなどの根っこの治療について具体的に説明します。
 
歯の中には神経と血管の入った空洞(歯髄)があります。
これはあごの骨の中に神経と血管が走っていて、それぞれ歯に枝分かれして入っています。
 
虫歯が深くなり、歯がどんどん溶かされていくと、やがて歯髄に虫歯菌が到達します。
 
感染した歯髄は炎症を起こします。つまり、歯の中で歯髄が腫れてしまいます。
するとズキズキと痛みが生じてくるという仕組みです。
 
 
こうなると、通常の歯科治療では神経を抜く(抜髄)と言われる方法をとります。
厳密には歯の中の歯髄のみを切り取ります。
ですから、骨の中を走る神経と血管の本幹は生きています。
 
 
時々、神経を抜いたはずなのに痛い、ということがありますが、これは骨の中の神経が生きているからです。
しかし、神経を抜いた(抜髄した)歯は「死んだ歯」となります。
死んだ歯は、枯れ木と同じです。
 
生きた歯は少々力を加えても、しなって折れません。
しかし、枯れ木は同じように力を加えると、たやすく折れてしまいます。
 
死んだ歯(神経をとった歯)も同じです。
折れたり、割れたりしやすくなります。
もし、折れたり割れたりすると、ほとんど抜歯になります。
 
いじち歯科では「抜かずに歯を残す」ことを第一に考えた治療を行っております。
ですから、少しでも神経を抜きたくありません。
 
しかし、なかなか一度感染を起こした歯髄は治療が困難であり、今までは抜髄するのが一般的でした。
 
そこで当院では、特殊な薬剤と器具を使用することによって、一度感染を起こして痛みが生じてしまった歯でも、高い確率で抜髄せずに治す治療方法を考案し、実地しております。
 
神経を抜かない(抜髄しない)ので、歯を生かしたまま保つことができ、歯の寿命が長くなります。
 
さらに、治療期間や回数が大幅に短縮できますので、時間的・経済的負担が少なくなります。
 
一度神経を抜いた歯は、もう元に戻りません。
歯を救うチャンスは一度しかありませんので、お勧めする治療法です。